ケアンズの達人.COM ケアンズの現地ツアー探検隊 【日本語インストラクターと飛ぶ! 半日スカイダイビング 体験記1】
【ケアンズツアー探検隊】オプショナルツアーの楽しい体験記をご紹介します!

日本語インストラクターと飛ぶ! 半日スカイダイビング


TANDEM CAIRNS 主催

■持ち物 ツアー参加券、オーストラリアパラシュート連盟加盟料 $25
■時 間 7:45 〜 12:15前後
■料 金 大人: $219〜
ツアースケジュール
7:45-8:00 ホテルにお迎え  
8:15 タンデムケアンズオフィスより出発
9:30 イニスフェイル空港にバスにて到着
10:00 飛行機に乗り込み離陸
10:20 10000フィートまたは、14000フィートに到達インストラクターの指示によりジャンプ!
10:35 地上に着陸
11:00 ケアンズに向け出発
12:15 ケアンズ市内ホテル到着

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MAY探検隊員
★死ぬまでに一度はしてみたいことの一つだった、スカイダイビング。それなのにその日がこんなに早く、そしてこんなに急にやって来るとは・・・!心の準備がまったく出来ておりません。言っておきますが、私は超、高所恐怖症です。そしてスリルが嫌いです。

いざ出陣!
 ケアンズオフィスをイニスフェイル空港へ向け出発。今日のスタッフは、本日私と運命を共にしてくださるインストラクターの鈴木達也さん(彼はオーストラリア唯一の日本人スカイダイブインストラクターです)、もう一人のインストラクターLeeさん、後ほど合流するGregさん、ドライバーのPeteさん。そして今日一緒に参加するのは、カナダ出身のAnne。
何を隠そう夕べはよく眠れなかった。何度も何度も目が覚めて、結局4時から起き出す始末。かなり動揺していたらしい。それにひきかえアンは、『寝すぎたわ』と余裕の表情。バスの中で、誓約書や、必要事項を書類に記入。日本語訳や、スタッフの日本語での説明があり、理解しやすかった。多分これが全部英語だったら、理解しきれなかっただろうし、車に酔っていただろう。

イニスフェイルの街で、ある中年女性が加わった。あるお店の前で車を止めると、店から主人と思われる男性と、その奥さんの二人が出てきた。スタッフの『ハッピーバースディ!!』の掛け声に、女性の驚いた顔が。そう、これは旦那さんから奥さんへの秘密のバースディプレゼントだったのだ!!女性はさっさと車に詰め込まれ、有無を言わさず出発!ビックリはしていたが、とっても嬉しそうだし、落ち着いている。御歳41歳なり。なんというイキなプレゼント!ステキなご夫婦だ。

空港到着
 9:20頃、イニスフェイルエアポート到着。ここが最後のトイレチャンス。ここは是が非でも行っておかねば。ちびってはいい笑いものだ。(←マジで心配)

準備は着々と進む。手際よく、インストラクターがハーネスを装着してくれる。そしてレクチャー。全体的な流れ、EXIT(飛び出す)時の姿勢、安定してからの体勢、を丁寧に説明してくれる。日本語だからものすごく安心。不安なことや疑問に思ったこと、全て日本語でのやり取りなので、とても安心感がある。タツヤさんが、明るく盛り上げてくれるので、まだこの時は余裕アリ。

また、リーは私のハーネスを指差し、『それはKマート(ディスカウントスーパーのような店)でセールしていたやつだ。』とか、ピートはピートで、『TATSUYAは、今日がはじめてのダイブなんだ。この前までピザ屋で働いてたんだよ』などと、冗談しきり。

搭乗
 9:40頃、セスナに乗り込む。エンジンがものすごいうなり声を上げ、離陸していく。窓がないよ、この飛行機・・・ああさすがスカイダイビング用だわ、でも、私のようなおっちょこちょいが転げ落ちたりしないのかしら・・・と一人心配していると、何のことはない、しばらくすると透明の戸が下ろされた。
ちっとも恐くない、と豪語していただけあって、アンはまったく動揺を見せず、淡々としていた。私の心とは無関係に、飛行機はどんどん高度を上げていく。だんだん心細くなっていく・・・出来るだけ想像力を停止させて、目の前のことに意識を集中させる。そうでもしないとフ〜ゥ、と行ってしまいそうになる。それにしても、きれいな景色だ。天気もどんどん良くなり、眼下にはすばらしい景色が広がっている。遠くに、グレートバリアリーフを臨み、遥か下に雲が浮かんでいる。正直言って私の心に余裕はなかったが、これは立派な遊覧飛行。その間約20分。

EXIT〜フリーフォール

 そして飛行機はとうとう14000フィートに到達。すると『3minutes!』の掛け声が。こ、恐い、とうとう?ほんとに?・・・タツヤさんに呼ばれ、カチャ、カチャ、とドッキング。とうとう繋がれてしまった。金具を見つめ、『これ、ホントに取れないですよね』『本当に大丈夫ですよね』とシツコク何度も聞くが、その度にタツヤさんは、優しく『大丈夫。』『大丈夫。』と、常に安心させてくれた。はっきり言って、私の命はタツヤさんに預けたも同然。すがる思いだ。こういう人を毎日相手にしているのだから、大変な仕事だ・・・

『1minute!』来たーっ!とうとう来てしまったーっ!この時が!!む、無理です!ウソです!ごめんなさい!そんな私の心の叫びに容赦なく、TATSUYAさんはジリジリと前へ進み、とうとう出口に押し出されてしまった。『な、なんて事をするのよっっ!!』説明を受けていたにもかかわらず、逆切れ気分だ。私の足はもはや飛行機の外。腕を胸のところでクロスし目を瞑る。(とてもじゃないが下を見る余裕無し)『READY SET GO !!』で大空へ飛び込む。恐いながらも、『見ておかなければ・・・』という意識が作動し、なんとか目を開けると、空そして海が見えた。回っているのだ。上も下も分からない状態から、体勢が安定し、眼下に海が広がった。ここまでが約3秒。随分長く感じた。

自然に体を開放したくなったその時、肩を叩かれ、その合図と共に、両手を広げえびぞりの姿勢をとる。ここからのすばらしい体験は、どう言葉を探しても私の引き出しにはこれを表現できる言葉が見あたらない。そこには、生まれてはじめて味わった感覚があった。時速約200kmで落ちているが、落ちていっているという感覚はまるでない。フリーフォール約60秒。私は空中の浮遊物になった。宇宙に放り出された気分。地球を抱きしめるような感覚。

落ちているのではない、飛んでいるのともちょっと違う、下からの風に吹かれて浮いているような感覚すらある。なんの動力や乗り物も使わず、身一つで大空に自分が存在する感覚。ありえない感覚。自分達の体だけで、大空を漂っている。そう、漂う感覚。強風に吹かれながら・・・想像つきますか?これ以上ないって程の開放感を堪能し、約60秒のフリーフォールは幕を閉じた。






パラシュートが開く
 自分の重力を初めて感じ、ちょっとした衝撃と共に引き上げられるような感覚があった。そこからは、優雅にパラセイリング。最高のお天気に恵まれ、すばらしい景色を満喫した。パラシュートを操縦させてくれ、パラセイリングも楽しんだ気分だ。こんなに気持ちが良かったことって、今まであっただだろうか・・・。

ビーチへ着地
 タツヤさんは、自由自在にパラシュートを操り、見事着地ポイントぴったりに着陸。彼は最後までプロフェッショナルだった。なんせ、約3500回以上のスカイダイビング経験を彼は持つのだ。ありがとう、命の恩人。(←超、独りよがり・・・)ビーチへの着陸は、最高に気分がよかった。スタッフはパラシュートの片付けをてきぱきとしている。私達はまだなお興奮の中。

ケアンズへ向け出発
 私は興奮冷めやらずで、体の震えが止まらないまま、帰りのバスの中を過ごす。さっきのことなのにまるで夢のようだ。帰りのバスは、ボスのADAMが運転。日本語がなかなか上手。そのわけは、彼にはとても美しい日本人の奥様がいるのです。彼も、日本のTV番組などで有名人達とタンデムダイビングしているエキスパート。

ツアーを終えて
 スカイダイビング、それに自虐的なイメージを持っていたが、今回飛んでみてその感覚は覆された。やはり、飛び出す瞬間は気絶しそうな程の恐怖感だ。(←写真をご覧いただければ一目瞭然)これは否めない。が、そんな事を忘れさせててしまうほど、その後の感動は、筆舌につくしがたいものだった。とにかく気持ちが良かった。全てから解き放たれた開放感。そして爽快感。スリルやエキサイティングだけではない、『感動』がそこにあった。

多分みんなが心配するところの死亡事故。聞くところによるとこれはほとんど無いに等しい数字だ。パラシュートもどんどん改良され、万が一インストラクターが気を失ったりしても、コンピューターにより、地上から決まった距離まで来ると自動的に開くようになっている。・・・らしい。とにかく安心して臨んで欲しい。

それから、14000フィートという高さ。なんと言ってもフリーフォールがスカイダイビングの醍醐味だと思う。これを一番長く味わえるのが、現在では14000フィートがマックス。8000くらいでは、あっという間にパラシュートを開かなくてはならない。もう、これしかありえない。

今回、DVDと写真をお願いした。これは絶対にお勧めだと思う。過ぎてから2度オイシイ。我を忘れた、風圧によじれる顔は、はっきり言って罰ケームに近いものがあったが(超お宝映像間違いなし!)、自分が見えなかったものまでも見せてくれるし、そのときの感覚がリアルによみがえってくる。一生に一度、と思っているのならなおさらお勧めだ。上手に編集してくれているので、まるでプロモーションビデオを見ているよう。主人公はひどい顔をしていたが・・・。価格も日本よりずっとリーズナブル。しかもオーストラリアの大自然の絶景の中を飛ぶことが出来る。

これは、どう言葉を並べてみても、きっと体験してみないと分からない感覚だろう。こんなヘタレな私でも出来たのだ。あなたならもっと楽しめるはず!今まで色んなツアーに参加して来たが、これ程人に勧めたくなった事はない。

観光ではなく、感動をしたい方には是非お薦めしたい!!
この感動をあなたにも!!


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